私たちの物語

タイムレスでありながらその時代を感じさせる、 大切すぎて手放せないもの

Ehuruはアジア在住スウェーデン人のグループによって、スカンジナビアデザインを日本のライフスタイルに合うように取り入れて作ったブランドです。私たちの出身地と現在いる場所で見つけた最も良い部分を調和させて、Ehuruのアイテムを作成しています。

Ehuruとは何か、それを表現するコンセプトを考えた時、スウェーデンのサマーハウスとそこで過ごした長い夏の思い出のかけらに辿り着きました。

私たちは夏に家族と過ごしたサマーハウス、そこで大切に愛されてきたアイテムによって引き起こされるノスタルジックな感覚を捉えたかった。スウェーデンのサマーハウス、Landet(ランデット)は、時の試練に耐え何世代にもわたって受け継がれてきた家具、小物、衣服で満たされたとてもユニークな場所です。

サマーハウスで見つかるものは、さまざまな時代を経て、さまざまな物語とともに、使い古され、愛されてきたものたち。祖母の編んだブランケットの上に置かれたしおりの挟まれた本、父の古いカーディガンやレコードのコレクション。初めからサマーハウスで使用するために作られたアイテムもあれば、長い冒険の末にそこへたどり着いたアイテムもあります。

Ehuru Tote One

Ehuru Tote Oneは、私たちの最初の製品です。Ehuruのアイデアを思いついたときに、最初に皆で集まり考え作りました。

私たちはじっくりと時間をかけて製品をデザインしました。私たちの最初のバッグは、2 年以上の歳月を費やし、何度もやり直しを経て、Ehuruとは何なのかを完全に表現できるバッグになったと思います。エレガントでタイムレスなデザインのこのバッグは、可能な限りサステナブルな天然素材と製法で作られています。高品質な素材と優れた職人技を、期待以上にお求めやすい価格でご提供します。

モダンクラシック

タイムレスなデザイン

サマーハウスにたどり着いたアイテム達は、タイムレスでありながらその時代を感じさせ、高品質。でもそれ以上に大切すぎて手放せないものばかりです。

Ehuruは、そのようなアイテムだけを作るために生まれました。どのアイテムも時代を超えたエレガンスを感じさせ、長く失われた夏を呼び起こさせるはず。あなたがどこにいようとも、ノスタルジアという感覚を共有できるように。

このバッグはまさにずっと大切に引き継がれていけるようなアイテムで、おしゃれ好きな人々の間で、ラタンバッグが夏の主役であった黄金時代を思い出させます。そこにシンプルな現代風のアレンジも加えています。遊び心のあるラタンとは対照的に、革のフレームとメタルロゴはきちんとした印象を与えているので、毎日のオフィスへの通勤にも、ビーチでの使用にも適しています。

昔ながらのサステナビリティ

天然素材と耐久性

私たちは、サステナビリティに対して昔ながらのアプローチをとっています。ひとつは、クラシックなデザインを作り、流行を追い求めないこと。流行り廃りがなく、長く使えるものを作ること。また、デザインだけでなく、長く使えるように耐久性のあるアイテムであること。この2点がサマーハウスというテストにおけるポイントになります。

スカンジナビアデザインのデザイン原則に従い、私たちは自然素材を使用しています。レザーは耐久性に優れ、時間が経つにつれて風合いが良くなります。このバッグの中心にあるのは......そう、シースルーの中心部分です。100%天然のラタンを使用しています。再生可能な資源であり、持続可能性に優れ、環境に配慮した生産で評価されています。ラタンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

天然素材であるラタンは、2つとして同じものはありません。この色や形の違いは、私たちにとっては欠点ではなく強みであり、それぞれのバッグは唯一無二の存在であると言えます。私たちと同じように、ラタンも完璧ではありませんが、年月を重ねるごとに味わい深くなり、独特の個性が生まれます。それこそ私たちが目指すべき姿ではないでしょうか。

合理的なクラシック

モダンライフのためのクラシックバッグ

スウェーデンのサマーハウスでも時間は進みます、ただもう少しゆっくりと。だからこそ、このバッグには合理的な機能を追加し、機能性を向上させました。スカンジナビアデザインの中心には、常に機能性があります。

丈夫なレザーを使ったストラップは、肩にかけたり、手に持ったり、腕に引っかけたりしやすいように、絶妙な長さに調整しました。この柔軟性によりこのバッグは、さまざまなシーンや服装に対応できます。仕事用でも、ビーチ用でも、このバッグは自分流にアレンジして使うことができます。

しっかりとしたフレームは何の支えがなくとも自立します。これはカフェや電車の中で仕事をする時にノートパソコンを安全に保つのに必要であり、片手で何かを取り出そうとする時にとても便利です。

バッグの下の方にある携帯電話や財布をバッグの中に安全に収納できる薄型の内ポケットも、きっとたくさん活用いただけるはず。

このような現代的な機能を付けてはいますが、私たちは生産性に固執することをあまり奨励したくはありません。時折、ペースの速い生活から離れ、日々の小さな幸せやゆっくりしたことに感謝する時間を持ってもらえたらいいなと思います。それこそがスウェーデンの田舎での暮らしそのものだからです。

私たちのフィロソフィー

私たちはじっくりと時間をかけて製品をデザインしています。私たちの最初のバッグは、2 年以上の歳月を費やし、何度もやり直しを経て完成しました。あらゆる微調整と小さな変更を経て、私たちはデザインに非常に愛着を持つようになりました。そのため、各製品のバージョンは 1 つだけ。私たちにとって最も良いと思えるバッグができたと思いますし、それは Tote One というバッグ名にも反映されています。この一点突破のちょっと変わったビジョンにより、必要以上にデザインを作成せず、各製品に心を込める事ができると考えています。

それはつまり、小さな違いがある10種類の異なるバッグを私たちが販売することはなく、新しい製品は何か新たなものをもたらすか、完全にユニークなものである必要があります。私たちは新しいデザインを生み出すよりも、現在のデザインを改善していきたいと考えます。新製品のリリースにはさらに時間がかかると思いますが、それぞれの製品は記憶に残るような、その製品の最高のバージョンだと私たちが納得できるものである事をお約束します。また、お客様にとっても、新しいデザインがより興味深いものになることを願っています。

e·­huru [ehu`ru]

Ehuruは「だけど」という意味の少し時代遅れでフォーマルなスウェーデンの言葉です。私たちはたくさんの理由からこの言葉を選びました。何語なのかわからない言語的な曖昧さがその理由の一つであり、おそらく多くの言語で発音しやすいブランド名となりました。

私たちがEhuruという名前を選んだ主な理由は、この言葉の持つ時代錯誤性です。私たちの製品やデザイン哲学と同様に、それは時代を感じさせつつもタイムレスです。逆張り的であることの意味は、私たちのデザインがファストファッションやトレンドと歩調を合わせないように意図しているからです。

トレンドは行き来します。だけど、時代を超越したエレガンスは残ります。サマーハウスでは時間の進み方が少し違います。